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食品に関するあれこれ①

2016.07.05

投稿者
クミタス

食べる機会が少ない方にとっては、原料が何かわからない食品もあります。そんな食品の中から原材料が何か、どんな特徴があるかをお送りしていきます。

こうせん(香煎):はったい粉と同義で、一般的には大麦を炙って挽いた粉のことになります。
上記ではない香煎の意に、白湯に紫蘇や山椒の実、桜、陳皮の粉末、もち米で作る小さいあられなど、香りある食材と塩を合わせた香煎茶があり、お祝いの席やお茶席の際に使用されることがあります。


 


鉱泉せんべい:小麦が使用され、ゴーフルに似た外見の薄焼き焼菓子になり、米ではなく小麦が使用されるせんべいの名称のお菓子はほかに、南部煎餅(青森・岩手など)、瓦煎餅(香川)、亀の甲煎餅(山口)、二〇加煎餅(にわかせんぺい。福岡)、和歌浦煎餅(和歌山)、樽せんべい(広島)、八百津せんべい(岐阜)、福引煎餅(三重)、九十九島せんぺい(長崎)などもあります。オランダせんべいは、米が使用されるもの、小麦が使用されるものがあります。
()内は主な製造地域になり、写真は南部煎餅になります。
また、えびせんべい、駄菓子の“せんべい”商品には、小麦が使用されているものが多くあります。


 


うぐいすきな粉:黄色のきな粉は大豆、うぐいすきな粉は青大豆が原料となり、大豆を乾煎りし粉末状にしたものになります。
大豆の未熟な状態が枝豆、青大豆は熟した状態でも青い外見の大豆で、一般的な大豆よりも大きく、緑豆はもやしの原料にもなる豆で、青大豆とは異なります。
青大豆は甘味があり、色に表れているクロロフィルを含む点が特徴で、黄大豆と比べてサポニンが少し多く含まれます。

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