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アレルギーSTORY

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感謝することの多い日々

2017.05.08

投稿者
yume

Author yumeさん

長男の食物アレルギーと向き合い、現在は乳の継続摂取中。幼稚園、小学校と先生方の協力に感謝することも多い日々です。

アレルギーのある方:長男7歳(今までのアレルゲン:卵、小麦、そば。 現在のアレルゲン:乳、ピーナッツ、かに、ダニ)
家族でアレルギーのある方: 夫(花粉症、甲殻類アレルギー)

息子は2か月の頃、顔の脂漏性湿疹がひどく小児科を受診しました。その後、血液検査の結果、乳、卵、小麦にアレルギーが判明。
経口負荷試験、経口免疫療法により、小麦は小学校入学前に、卵はその1年後に解除になり、今は牛乳の経口免疫療法を頑張っています。

心配、不安はあっても


幼稚園ではアレルギー対応をして頂き除去食を食べていました。最初の頃は不安でしたが、3年間、何事もなく給食を美味しく食べられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
年少時のある日のことです。降園30分前に幼稚園から電話がかかってきました。蕁麻疹が出ていて痒がっているので迎えに来てください、とのことでした。
迎えに行くと、職員室で待っていた息子は、顔から首にかけて蕁麻疹が出ていて掻いていました。すぐに薬を飲ませ30分経つと蕁麻疹もひいていきました。
 
その日は大根堀りをしていました。大根の葉っぱで、かぶれてしまったのかしら?? 原因はわかりませんでしたが、翌年以降は、先に葉っぱを切ってもらった大根を抜く、ということになり、蕁麻疹も出ずに大根堀りができました。
 
入園してからずっと心配だった年長の卒園遠足の昼食バイキング。当日朝まで悩みました。休ませようかと。
前日までインフルエンザでお休みしていたこともあり、復帰初日の遠足&バイキングは、私にとっては不安しかありませんでしたが、遠足に行きたいという息子の意思を尊重し先生方にお任せすることにしました。
お迎え時間、元気にはしゃいでいる息子をみて、何事もなく無事に帰ってきてくれたことに、園長先生、担任の先生をはじめ感謝の気持ちでいっぱいでした。

感謝することの多い日々

 
小学校の給食も幼稚園と同じように除去食対応をして頂いています。
幼稚園と異なるのはパンと牛乳があること。小麦は解除になりましたが、パンは乳が含まれており食べられません。乳不使用のパンと水筒持参です。
 
終業式の日、放課後キッズクラブでカレーパーティーがありました。食べられるレトルトカレーを持参するつもりでしたが、以前より色々なカレールウを食べられるようになっていたので、みんなに合わせる方向で考えていました。聞いてみたところ息子の食べられないカレーのルウとのことで、アレルギーのないお子さんを巻き込みたくないため悩みましたが息子の食べられるカレールウについて相談してみたところ、お心遣いにより息子の食べられるカレールウを使ってカレーパーティーを開催して頂きました。
 
食物アレルギーのないほかのお子さんはどう思われただろうか、と複雑な面もありますが、息子は、「カレー、みんなで一緒に食べれて嬉しかった。楽しいパーティーだったよ」と満面の笑みで、先生方からは、「息子さんが、みんなと一緒に食べられて嬉しそうでした。教えて頂きありがとうございました」と、有難い気持ちでいっぱいになることもあります。
 
クラスメイトの子供達が、息子が痒がっていたり赤くなっていると、先生に知らせてくれることもあるようです。
毎年、クラスメイト、担任の先生が変わり不安はあります。学校内でもエピペン持参児は多くはないようですが、なるべく先生に不安を抱かれないように心がけています。アレルギーの症状が出た時の写真、咳が出た時の動画を見て頂き、このような症状が出た時には、内服薬を飲ませてください、などの情報を担任の先生、栄養教諭、養護教諭の方と共有したり、アレルギーの絵本や紙芝居をお渡ししたことで、クラスメイトにもアレルギーについて考える時間を作って頂いたり。できることは進んで取り組んできました。
 
理解ある先生方、みなさまの協力に感謝しつつ、焦らずゆっくり親子で頑張りたいと思います。宿泊行事が始まる4年生までに牛乳解除を目指して。

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