1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

アレルギーSTORY

人気記事

アトピーとアレルギー

2014.06.22

投稿者
あさみ

Author あさみさん

卵、山芋、生野菜、生果物、醤油、花粉、犬にアレルギーがあり、アトピーに長いこと悩まされてきました。十分にケアすることで症状はある程度緩和できるけれど、いつもいつも自分で気を付けられないこともあるのも現実。いろんな改善が求められると思う。

私はアトピーで、色々なアレルギーを持っています。
アレルゲン:卵、山芋、生野菜、生果物、醤油、花粉、犬、お菓子類
反応の大小はありますが、身体の中に入ると、口の中や皮膚が非常に痒くなります。顔が赤くなります。

周囲の人に勇気を出して言うと、「大変だねぇ」といわれることが多いですが、「メンドクサイ人間だね」 「人生の半分損しているよね」と言われることもしばしば…
冗談のつもりでしょうから、私も「そうですよねぇ~」なんて返しますが、内心、穏やかではいられませんでした。
小学生のころアナフィラキシーショックになりましたし、今ではアレルギー反応からくる痒さでアトピーが酷くなります。
簡単ではありますが、私とアレルギーの関係です。

アレルギー=めんどくさい

食物アレルギーの事を飲食店でまじめに言ったらどうなるでしょうか…
「出せるメニューがほとんどありません」と言われてしまうでしょう。
だったら、自炊でしょ!となりますが、働き盛りのサラリーマンは、なかなかそうもいきません。
アレルギーがあっても、時間があったら、本が読みたい、ご飯を食べながら人と話したい、飲んで騒ぎたいです。
誰かが喜ぶことを企画して、笑顔になって欲しい!
楽しいことがしたいのです。

愛の力で避けるアレルギー反応

アレルギーに向ける努力が全くなかった頃(小学校~中学校)、アトピーは酷くありませんでした。
なぜなのか。
体質の変化によるものもあるとは思います…が、私は、母が注いでくれた愛が、というのも、「毎日の家の掃除」、「アレルギー物質を避けるための学校給食に代わるお弁当」、「私に合うお医者さん探し」、「アレルギー反応を緩和する食材の使用」などがアレルギー反応を未然に防いでくれていたのではないかと思います。
感謝しかありません。

現在のアレルギーとの付き合い方

「好きなものを食べる(好きなことをする)→アレルギー反応が出る→抗アレルギー剤を飲む」
上記の繰り返しです。
なるべくアレルギー反応がでるものは避けようとしていますが、ハンバーグや唐揚げやコンビニパン美味しいですし、サラダ食べたいですし、回転寿司行きますし、元彼女の家に犬がいましたし、お酒にはおつまみが欲しいですし…
あくまで私の話ですが、なかなか避けられません!
(本人の意思が低いのではないか!?という疑問は置いておいて…)
 
アレルギー物質が入っていることに気づかないこともありますし、自分の気が付いていないアレルギー物質があるはずです。
何の前触れもなく、急激にかゆくなることがあるからです。
私の場合、「アレルギー=めんどくさい⇒だから、気楽に付き合っている」
これが私の付き合い方でしょう。みなさんはいかがでしょうか。
(重度のアレルギーの方々には失礼な内容かもしれません。申し訳ありません。)

アレルギーについて思うこと

「アレルギー反応が出る→アトピーが酷くなる→皮膚の事で思い悩む」の構図があるため、皮膚の状態が悪いことで頭がいっぱいでした。
ですから、アレルギーに対する意識が急上昇したのは、ここ1年です。自分のアトピーに関して、真剣に考えてみて、行き着いたのがアレルギーでした。過去、表面上は人から聞いて分かったつもりでいましたが、自分で考えて、理解して、答えを出すことができました。
 
アレルギーがあるアトピーの方、辛くないですか?
私は辛いです。なぜ、こんなビハインドを背負って産まれてこなければならなかったのか。
外国のスタジアムの中で、日本人の私が一人、周りとのコミュニケーションもままならないまま、なぜプレーをし続けなければならないのか。
影響のある範囲は仕事、恋愛、結婚、友人、人間関係、勉強…もはや生きる事自体ですよね?
確かに、アトピーよりも辛い人生を背負った方も、アトピーだけど力強く生きている方も、大勢いらっしゃると思います。しかし、やはり、アトピーが辛いことは事実だと思います。
何かを、変えたいです。

読んで下さった方へのメッセージ

アトピーの症状は千差万別です。と同様にアレルギーも、反応の出る物質の種類や、反応の大小でわけると、人によってかなりの違いがあるのではないかと思います。
今後はますますアレルギーを持っている方が増えるのではないでしょうか。
よりきめ細かい対応が必要になってくるであろう中、まさにクミタスはその最先端を行っているシステムだと、思いました。
より多くの方が、アレルギーに関心を持ち、正しい知識で、主体的に行動できる時代になることを祈っています。
 
しかし、祈るだけでは何も変えられないですもんね(笑)
アレルギーやアトピーを持っている人々がもっともっと、発信していくべきだと思います。
すでに諸先輩方が多くを発信していますので、私も、負けじと行動を起こしていこうと思っています。
 
是非、みんなで、一緒になって、この辛い世界を、ホームグラウンドのように明るく楽しい世界にしていきましょう。
最強のサポーターをバックに、最高の人生をプレーしたいものですね!
まずは、アレルギーとアトピーに関して気軽に話せる、身近な環境作りから…生き生き、楽しく暮らせる世の中になーれー!

    {genreName}

      {topics}