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アレルギーSTORY

なったらいいなと思うこと

2013.11.18

投稿者
行方

Author 行方さん

卵(アナフィラキシー)、小麦(1年半前から除去しなくてもよくなった)、ごま、じゃがいも、大豆にアレルゲンのある6歳の男の子のいるアレっ子ママ。除去していた食品が、少しづつ食べられるようになってきました。仕事をしていることもあって、かんたんにつくれる料理がいいかな。

アレルギーのある人:お子さん(5歳 男の子)
アレルギー歴:2年
アレルゲン:卵(アナフィラキシー)、乳(半年前から除去しなくてもよくなった)、小麦(1年前から除去しなくてもよくなった)、ごま、じゃがいも、大豆
性別:女性
年齢:36歳
仕事:有

子どもの食物アレルギーと向き合って生活がどう変わったか

子どもが食物アレルギーになって、やはり食に気を使うようになりました。もともとは行き当たりばったりの性格なのですが、外食をするにも、行く場所を選んだり、事前に情報収集をすることが増えました。

食事においては、栄養のバランスが偏らないようにすることに一番気を付けています。メンタル面では、卵が食べれないことでの、疎外感を子ども自身が感じないようにしようと気を配っています。

子どもは子どもで、「ぼく卵食べらないの。死んじゃうから」と平気で言ったりして、本人は事実として受け取っているようですが、親としては、それを本人が言うのを聞くのはつらいものがあります。

同じ年の子で集まるときに、みんなでケーキを食べようとなった時に、僕だけ食べれないということもありますので、パーティをするときは自分から仕切って、卵を使わないケーキを出してくれるお店を選んで、みんなが同じものを食べられるようにしています。

なったらいいなと思うこと

買いなれたお店で購入しないときに、いつも購入しているアレルゲンを含まない食品をそのお店が取り扱っているか、どこに置いてあるか、わからずに困ることがあります。

商品の表示においては、食品メーカーの方でパッケージに情報表示をしていても、それをインターネット上で販売するときには、情報があまり開示されていなかったり、情報表示のルールが無いように感じます。

また、メディアにおいては、情報の出し方にリスクを取りすぎているように感じます。メディア側がリスクを気にして控えてしまうことで、社会全体の食物アレルギーへの認識が遅れている部分もあると思うので、もう少し積極的に発信していくことも必要だと思います。

外食時は、アレルゲンの確認を店員さんにしていますが、確認した上で食事をしたところ、アレルゲンが含まれていて、症状が出たことはありました。

レストランで、食物アレルギー対応をしているかどうかというのはメニューを見るまで、確認をするまで分からなかったりするので、レストランの入り口にステッカーが貼ってあったりすると助かります。

せめて7大アレルゲンの表示対応をしているお店かどうかというのが、入店前にわかるといいですよね。

食物アレルギー対応の食品ももっと増えたら

働いていると仕事終わりでスーパーで食料品を購入する時間もなかったり、スーパー自体が閉まっていたり、料理する時間もあまりなかったりするのですが、調理キットやレトルトなど加工品で、食物アレルギーにはまだまだ対応していないと思います。

食物アレルギーがあるだけでも大変なのに、食事を用意するのも大変で、実家も遠いので誰にも頼れない。

自分で全部背負わなければならないのに、社会的にも助けが少ないと思っているので、安全で安心してアレルギーケアのできるおいしい調理キット、レトルトなどが手軽に見つけられて、手に入るとうれしいですね。

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