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アレルギー表示の範囲~えび、いか 9.4更新

2017.10.27

投稿者
クミタス

アレルギー表示における「えび」の範囲については以下でも掲載しておりますが、今回は補足として、えび、いかについてお送りします。
アレルギー表示における「卵」、「えび」、「落花生」、「オレンジ」、「さけ」、「やまいも」の範囲
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/959

●えび

えびは、卵を水中に産む種類、卵を孵化するまで抱える種類があり、卵を水中に産む種類にはくるまえび類、さくらえび類が、卵を孵化するまで抱える種類には、いせえび類、うちわえび類などが該当します。卵を孵化するまで抱える種類はかに、ヤドカリにも近い面がありますが、アレルギー表示においては、両方ともえびになります。
また、さくらえびに近いアキアミもえびに含まれますが、アミ類、オキアミ(アミエビ)で知られるオキアミ類は、アレルギー表示のえびには含まれません。また、しゃこはその他の甲殻類に分類されるため、アレルギー表示えびの対象外となっています。

川エビは淡水に生息するエビの総称で、食用にスジエビ、テナガエビ、オニテナガエビ、ミナミテナガエビ、ヒラテテナガエビが挙げられ、これらはテナガエビ科スジエビ属に属します。スジエビは3.5cm〜6cmほど、体に7条の縞模様が入っており、テナガエビ、オニテナガエビ、ミナミテナガエビ、ヒラテテナガエビはハサミを持つ第2脚があります。

スジエビ、テナガエビ、オニテナガエビ、ミナミテナガエビ、ヒラテテナガエビも特定原材料「エビ」の範囲になり、10ppm以上含有されている場合は、「エビ」を含む表示になります。

特定原材料「エビ」の範囲
くるまえび類:くるまえび、ふとみぞえび、くまえび、たいしょうえび、その他のくるまえび類
しばえび類:よしえび、しばえび、あかえび、とらえび、その他のしばえび類
さくらえび類:さくらえび、その他のさくらえび類
てながえび類:てながえび、すじえび、その他のてながえび類
小えび類:ほっかいえび、てっぽうえび、ほっこくあかえび、その他の小えび類
いせえび類:いせえび、はこえび、その他のいせえび類
うちわえび類
ざりがに類:ロブスター
その他のえび類

しゃこ類、あみ類、おきあみ類等は、「その他の甲殻類」に分類されるため、「えび」の範囲外となっています。

川エビが使用される料理

エビ豆:川エビと豆を一緒に煮た料理(桜エビ、小エビが使用されることがあります)
エビ大根:エビと大根を一緒に煮た料理(桜エビ、小エビが使用されることも多いですが、川エビが使用されることもあります)


​●いか

イカスミ、イカスミ色素は、特定原材料に準ずる表示推奨品目「イカ」の範囲になります。

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