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妊娠に際しての薬剤相談

2017.05.24

投稿者
クミタス

妊娠と薬情報センターでは妊娠中の薬剤使用に関する情報提供をおこなっており、リスクのある薬剤についてはスキルを持った専門家が対面でカウンセリングをおこなえるよう、医療機関内に設置されるようすすめられてきましたが、2017年度には全ての都道府県に拠点医療機関が設置されております。

薬物治療をしているが妊娠して良いのか、妊娠に気づかずに薬剤を使用していたが影響はあるか等、妊娠中の薬剤使用について、妊娠継続について悩まれる女性は少なくはありません。

薬剤の安全性、有効性については、治験にて確認されますが、妊娠時に使用される医薬品を除き妊婦での治験は倫理上、基本的におこなわれず、動物での試験が参考にされる場合でも、実際にヒトにも該当するかは明確でない場合もあります。
妊娠中の薬物使用症例が集積されることで、妊娠中の薬剤使用に関する有用なエビデンスへとつながる面もあります。

かぜ薬、消炎鎮痛剤、アレルギー用薬や胃腸薬などの問い合わせの多い医薬品については電話での相談も実施されているとのことですので、必要に応じ活用ください。

妊娠と薬情報センター:「妊娠と薬外来」一覧
https://www.ncchd.go.jp/kusuri/popwindow.html

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