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エピネフィリン使用に際してのガイダンス(AAP)

2017.02.13

投稿者
クミタス

米国においてもアナフィラキシ―の徴候や症状を感じた場合はエピネフィリン(エピペン)が使用され、緊急時の対応に関する文書は各種存在していますが、American Academy of Pediatrics(AAP)では“Allergy and Anaphylaxis Emergency Plan” にて、エピネフィリン(エピペン)を使用する、使用した際に対応するべきことについても含め、標準化された対応を目的とした、患者、家族、医療従事者、学校が個別に使用できるガイダンスを発表しています。

症状の経過を注意深く見守ること、アナフィラキシーを起こしている際は嘔吐しやすい姿勢にすること、エピネフィリン(エピペン)注射をおこなっても5分内に改善しない場合は2度目の投与をおこなうことなども記されており、特にアナフィラキシーでの死亡率の高い10代においては、迅速なエピネフィリン(エピペン)使用についての多くの教育が必要とし、統一された書式での運用、アナフィラキシー時の第一選択はエピネフィリンであり正しく使用されることの重要性を改めて訴求しています。

https://www.aap.org/en-us/Documents/AA-EmergencyPlan.pdf

https://www.aap.org/en-us/about-the-aap/aap-press-room/Pages/AAP-Offers-Customizable-Allergy-and-Anaphylaxis-Emergency-Plan-to-Guide-Effective-Management.aspx

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